9/17.24.25 at 横川創荘
WIC PROJECT + TARIKI
2020年にコロナ禍で生まれた作品「生と活つ」の中から「無自覚の操縦者」を拡張したインスタレーションを横川商店街劇場2022のプログラムの一つとして実施しました。

WIC project (Art direction / CARRY Art works / Chisako Imada)
「無自覚の操縦者」 ルールを決めるのは誰。
幾重にも重なった世界に人々は存在している。
暗黙のルールの中、私は世界の一部で歯車を回し、誰かに作用し作用され生きている。
支配しているのか支配されているのか。何かにしがみついているのか。
誰もが皆、無自覚の操縦者なのかもしれない。
”2020年にコラージュ作品として発表した作品。
一度完成したと思われた作品も、表現したいものの部分的なものでしかない。
それは、捉える人や時の経過や環境によって変化していくものでもある。
そうであるならば、作品自体が変化し続ける在り方があっても良いのではないか。”

今回は、コラージュ作品を映像にして、正方形のボックスに様々な素材の布をかけ、そこに映像を投影し、揺らぎを起こすことで、元の映像は一つでありながら、一瞬一瞬が異なる映像が映し出されるようにしました。
正方形のボックスの中には人が入ることができ、空間に没入でき、人の影や動きによって見え方が変わり、異なる世界観を演出しています。
Art direction / CARRY Art works / Chisako Imada(WIC PROJECT)
設計監修:Aya Kamamoto(TARIKI)